進研ゼミの赤ペン先生って、「どのような人達の体制になっているのか?」と関心があったので調べてみました。
1.小学1年生〜6年生の内、その年次ごとに1学年を担当します。
2.1年間、同じお子様(メンバー)を受け持ちします。
3. 算数と国語の2教科の答案添削指導です。
4. 添削指導は自宅にて手書きで行いますが、気楽な入力をしたり、会社からの連絡項目を確認するなど、作業の一部では所有のパソコンを使います。
5. 一週間に2回、決まった曜日、時間帯に区域のグループリーダー宅にて、解答の受けわたしを行います。
赤ペン先生にはグループ制があります。
6. 答案の受け渡しや連絡事項の共有のために、区域に「グループ」があります。
7. 赤ペン先生はいずれかの「グループ」に所属し、週2回グループリーダー(赤ペン先生)宅に通います。
8. グループリーダー宅では、週2回以下のことを行います。
・答案の受け渡し…添削指導した答案を納品し、新しい答案を受け取る。
・会社からの連絡事項の確認や情報共有をする。
受け渡し以外に、赤ペン先生同士での情報共有や相談もできる場です。
赤ペン先生の人員募集も良く見られますが、採用テストに通過しないと赤ペン先生になることはできないです。
在宅で行える手軽さも加わり、やり甲斐のある仕事をしたいと思う人には、最も最適の仕事ではないでしょうか。
「赤ペン先生」で親しまれている呼称は、ベネッセコーポレーションの通信教育教材、「進研ゼミ」における、添削指導員のことです。
「赤ペン先生」はベネッセコーポレーションの登録商標で、添削指導員は会員から送付されてきた添削課題に直に手書きで指示する人達です。
添削指導員の人材採用は記述試験、書面審査、面接試験で行われ、採用後は実例などを扱いながら現実的な学習研修が課されます。
「進研ゼミ」では小学講座・中学講座・高校講座それぞれのテキストに、受講科目のペーパーテストが綴じ込まれており、それを解いて返送すると、赤ペン先生が丁寧に答案を採点し、答案の出来具合に合わせた勉強アドバイスなどを赤ペンで記入して送ってくれます。
「小学講座」の赤ペン先生だけは担任制を採っており、1年間は基本的にそれぞれひとりの先生が担当してくれます。
添削の内容だけでなく、自分が書いたコメントに赤ペン先生が返事をしてくれるフリーコメントも楽しみのひとつです。
先生をわざと困らせるコメントを考えるのが、流行した時期もあったようです。
ちなみに同様の添削制度は「こどもちゃれんじ」にも存在し、「あったかおてがみ」に絵などを描いて送ると「あったかせんせい」から返事がもらえるそうです。
残念ながら、しまじろうあてに手紙を出しても返事は来ないそうですが(笑)