進研ゼミとZ会を比較してみると、一番強く思うことがあります。
進研ゼミでは、問題の量からして学習を習慣つけることを目的とする場合に最適だと思います。
「学習のやり方がわからなかったり」、「何から手につけたらよいのかわからない」というタイプのお子様が学ぶには、かなりわかりやすいと思います。
学習を習慣付けることを課題に取り組んでいこうと思う方は、断然進研ゼミのほうが良いと思います。
Z会のほうは、問題量、難易度、共に日常学習のメインとしては少しレベルが高いという印象を強く受けます。
中途半ぱな意思では、その月ごとの教材を、その月の間に終わらせることは困難と思います。
ある程度、学習の習慣がついている人でないと、やっぱり有効活用は難しいかな?と思います。
大学受験でもZ会は難しく、また、すさまじく激しいことで世に知られるZ会で有名ですよね。
進研ゼミとZ会の比較の中で、雌雄はもちろんなく、いかに自分自身に合っているかを見極めることが重要です。
背のびしても学習が身につかなかったら値打ちがないし、学習能力を伸ばして行こうと思案するなら、少々高いハードルでもクリアしなければならないだろうし、そのお子様によって全く異なる選択があっても当たり前だと思います。
進研ゼミ、Z会、ともに主に受験に関する情報が送られてきます。
進研ゼミ、Z会の情報量はどのような違いがあるのでしょうか。
Z会では、「ZCLUB」という冊子が毎月届けられます。
先輩の勉強法や、合格体験記、生活面での相談事、さらには恋愛相談に至るまで様々な情報が載ってることもあります。
「高校入試応援book」では受験生の1年間・志望校選択の「重要ポイントはコレ!」・「志望校を考えよう」・「高校入試を斬る!」・「絶対評価と入試の関係」・「平成20年度入試はどうかわる?」などが取り上げられ、入試についての情報を得ることができます。
また、「ネットプラス」というインターネットを利用したサービスも魅力的です。
進研ゼミでは、「チャレンジ組」という冊子が毎月届けられます。
「47都道府県別 高校入試ガイダンス」
「春の/夏の/秋・冬の志望校合格アドバイス」などがあります。
進研ゼミ独特のサービスとして「レポート」と呼ばれるものがあります。
各高校に在籍する進研ゼミ会員が書いた高校生活に関するレポートや、受験勉強に関するレポートなどが、インターネットやファックスなどを通じて手に入れることができます。
特にインターネットを通じての情報提供はすばらしいものがあります。
また、「高校受験情報Net」というものもあり、最新の受験情報をリアルタイムでチェックできるのも特徴の1つでしょう。
情報量、提供方法ともに飛びぬけているのが進研ゼミですネ。